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住友林業の家って寒いですか?

 皆さん、こんにちは。鼻につくブログ全開のkokkoです。

 こんなタイトルにすると、きこりんユーザーの皆さんから嫌われてしまいそうですが、決して住林さんを誹謗中傷する気持ちはありませんので、お許しください。

 ただ、住林施主の皆さんの中には、高気密・高断熱仕様を諦めて住林を選択したって言う方も多いと思うんですよ。

 住友林業と言えば木造住宅メーカーの国内トップ企業ですよね。
 販売棟数でタマホームに抜かれたとは言え、過去の実績や信頼度から見れば今でもトップ企業と言っていいでしょう。

 そのトップ企業を選択するのに、高気密高断熱仕様を諦めなければならないって言うのは残念な話だと思うんですね。

 一条工務店並の高性能とまでは言わなくても、せめて高気密高断熱と言えるだけの性能は備えておいて欲しいと思うんです。
 が、それを諦めて、「我が家には涼温房が合っている。」と自分に言い聞かせながら住林を選択された方も結構、いらっしゃると思います。

 ところが、そんな方にとっては朗報ですが、前回の記事「住友林業の家の気密測定・C値と断熱性能」で、実は断熱性のみならず、気密性に関しても優秀な数値を叩き出していることを紹介しました。
 2件の気密測定で、いずれもC値1.5c㎡/㎡程度を記録していました。

 流石にC値1.0より優秀な数値を出すには熟練した職人の技が必要ですが、特に高気密施工を意識した訳でもなく1.5の数値というのは立派です。
 C値1.5c㎡/㎡、Q値1.92W/㎡・Kなら、次世代省エネ基準のⅡ地域並の数値ですから高気密高断熱住宅と言って差し支えないでしょう。

次世代省エネ基準地域区分
 
Q値C値計算式

 これだけ優秀な数字を出すのであれば、決して寒いなんてことはないはずなんですが、実際には、トイレ・脱衣室が寒いとか、リビング階段が寒いとかいったブログ記事を時折、拝見します。

 これは、何も住友林業さんに限った話ではありませんが、なぜ、そんなことになるんでしょうか?

 その大きな原因は、暖房不足

 特に一部の居室を暖めるような局所暖房であれば、当然、トイレや脱衣室は相対的に室温が低いですから、「寒い」と感じてしまいます。

 1階リビングは暖かいのに2階が寒いなんて言う記事を見ることもありますが、これは正に局所暖房の弊害でしょう。

 一方、全室暖房であれば、結露を防ぎ、脳卒中などの原因となるヒートショックを防ぐことができます。
 
 断熱・気密を勉強された方ならその重要性を認識し、C値・Q値にもこだわった家づくりをされる方が多いと思います。
 C値・Q値の優れた住宅なら安い費用で全室暖房が可能となります。

 全室暖房と併せておすすめなのが、24時間暖房

 24時間暖房をおすすめする理由は改めて詳しく記事にしたいと思いますが、要は

 真に快適な温熱環境とは、部屋の空気を暖めるのではなく、住宅の壁や床、躯体を暖かく維持して体感温度を上げることによって得られると思うんです。

 にもかかわらず、日本では今でも、局所・間欠暖房が主流ですよね。

 私は、国内トップクラスの住宅メーカーでさえ、温熱環境や換気に対する意識が低いという気がしてなりません。
 意識が低いので、中途半端に気密の高い住宅で健康被害の可能性がある開放型暖房機を使うプランを提案したりするんじゃないでしょうか?

  >>> ガスファンヒーターはメイン暖房には使えません。FF式にしましょう。
  
 目指すべきは、全館どこでも最低18℃を維持できる環境
 問題は、それを達成するのに暖房費をどれだけ抑えることができるか?

 その判断材料になるのが、C値・Q値なんですが、国は次世代省エネ基準からC値を削除したのに続き、Q値まで削除しようとしています。

 C値・Q値の重要性については、また、改めて突っ込んだ記事を書いてみようと思います。
 今回も鼻につく記事を書いてしまって、気分を害された皆さん、ごめんなさい。m(_ _;)m

 でも、住友林業の家が実はこれだけ優秀なQ値、C値を実際に出しているのであれば、十分、全館を暖めれば、それほど暖房費も嵩まずに全室暖房を達成できるんじゃなかなというのが、私の率直な感想なんです。

 注)C値については、同じ設計でも施工の程度によって全く異なりますので、各棟ごとに現場で実測してみなければ確認できません。
   Q値については、机上で計算できますが、これも設計により異なりますので、各棟ごとの計算が必要です。

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【当サイト内関連記事】
鼻につくブログと当ブログの今後の方向性
住友林業の家の気密測定・C値と断熱性能
えぇっ!積水ハウスって高気密高断熱なんですか?

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あなたの家って本当に高気密高断熱ですか?

 先日、住宅の購入を検討中の知人から

 「kokkoさんは、どうしてそんなに高気密高断熱にこだわるんですか?」

 という質問をいただきました。
 今回は、その質問に対するアンサー記事として書いてみたいと思います。

 高気密高断熱については、旧ブログ ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記で詳しく書いています。
 しかし、その後、私なりに色々と勉強して、理解の深まったこともあります。
 時代の流れもあります。
 そんな環境変化の中で改めて、当ブログでもメインの題材として取り上げていきたいと思っています。

 そう考えると、とても1回の記事にまとめられるものではありませんから、今回はそのさわりだけお話しして、詳細は折を見て記事にしていきたいと思います。

 まず、今回のタイトルの説明ですが、

 先ほどの質問をいただいた知人が、ある工務店のチラシを持ってきました。
 そのチラシに、わが社の家は「高気密高断熱」と書いてあるんです。

 その工務店は、私が新築の検討中に依頼先の候補に挙げていた工務店でした。

 私は、検討を始めた当初からこの工務店の家は「高気密高断熱」と信じていました。
 それが、実はそうではないと知った時のショックは並大抵のものではありませんでした。

 その工務店、今の仕様はどうなっているんだろうか?

 完成見学会を訪問して驚きました。
 その結果はまた後日

 それにしても、高気密高断熱でないビルダーが安易にこの言葉を使うことってあるんですよね。

 これは、大手ハウスメーカーについても言えることです。

 「高気密高断熱」とは言い難いのに、消費者がそう受け取ってしまいそうな表現をしているHMありますよね。
 そして、そのHMの施主が、自分の家は「高気密高断熱」と家づくりブログに書いていたら、

 「お宅の家は、高気密高断熱じゃありませんよ。」なんて心無いコメントで失意のどん底に落とされるブロガー

 そんな方もいらっしゃいました。

 「心無い」と書きましたが、本当に心無いのは、コメントを寄せた人ではなく、ハウスメーカーの方じゃないでしょうか?

 「高気密高断熱」ではないけれど、HMの選択は数字だけではありません。
 企画力・営業力・財務力、総合的にご判断ください。で、いいと思うんですが、、

 さて、それでは、「高気密高断熱」の家ってなんなんでしょうか?  

1 高気密高断熱住宅の定義

 まず、高気密高断熱住宅の定義ですが、これに明確な基準はありません。

 今、新築する住宅は30年前の家に比べれば、どの家も気密性・断熱性が高くなっています。
 その意味では、全ての家が高気密高断熱と言っても間違いではないのかもしれません。

 ただ、建設業界内で一般的に言われているのは、

 C値 2.0cm2/m2 Q値 次世代省エネ基準に定める各地域ごとの数値
 ということになっています。

 次世代省エネ基準についてはこちらのサイト
  >>> 次世代省エネ基準 - 建築環境・省エネルギー機構

 今や、一条工務店などこの数値を遥かに上回る高性能住宅を出しているハウスメーカーや工務店も沢山ありますから既に時代遅れの数値かもしれません。
 まぁ、これが最低限の基準であってこの数値より優秀な数字であれば、「高気密高断熱」と言っても支障ないもの考えていただければ結構だと思います。

 【参考記事】

 新築体験セミナー2、Q値とC値の話@ガンにも負けず高気密・高断熱の家づくり日記

 住宅の断熱性能比較(C値、Q値:ハウスメーカー18社) 

2 高断熱化の目的

 ア 省エネで高い冷暖房効果
  
   どなたでも家づくりをする際に目指す項目の一つに
 
   「冬、暖かく、夏、涼しい家」があると思います。

   「高気密高断熱」なら少ないエネルギーでこれを達成できます。

 イ 全館空調でヒートショックの防止

   冷暖房効果が高いですから、安い光熱費で全館の温度差を抑えて空調することが出来ます。

   これまで、トイレやふろ場が寒いことによって生じていたヒートショックを抑え、脳溢血などの発生を防止できます。

 ウ 結露・カビの発生を抑制

   これまで、低気密の家で行われてきた局所暖房では、カビや腐朽菌の発生原因となる結露に悩まされてきましたが、これを解消できます。

 エ 地球温暖化の抑制に貢献

 こんなところでしょうか?

 長くなりますので、「高気密化の目的」などについて次の機会にということで、
 取りあえずは、こちらをご覧ください。

 【参考記事】

 新築体験セミナー3家屋の気密化の目的

 とまぁ、以上は色んなお書物にも書いてあることですが、
 最初の「どうしてそんなに高気密高断熱にこだわるんですか?」に対する回答としては次のとおり書かせていただきます。

 新築を検討中に住んでいた賃貸マンションは、RC造の24時間換気もない建物でしたから、結構、気密性と断熱性の高いものでした。

 クーラーや暖房の効きも良くて快適でした。

 唯一、悩まされたのが、サッシの結露

 冬場は毎日、ぐっしょり濡れて、北側の部屋にはカビも大量に発生しました。

 一戸建てになるとどうしてもマンションより寒くなりがちです。

 暖かさや涼しさはこの環境を維持したまま、結露を防ぐ。

 それを目指すには、「高気密高断熱」しかないと思いました。

 そして、その選択は私たち家族にとっては正解だったと思います。

 「夏は暑いもの、冬は寒いもの」という昔ながらの発想で我慢できるのであれば、そこまでこだわらなくいいのかもしれません。 

 【質問者への追伸】

 あなたが検討している家は結構、住み心地もいいものと思います。
 ですから、そのままの選択でも誤りはないものと思います。
 ただ、あまり焦ることなく、あなた方ご家族が後悔のない選択をされることお祈りしています。

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高気密高断熱住宅のカビと一条工務店の今後

 6月12~14日の熊本・大分の豪雨では、甚大な被害がもたらされました。
 犠牲になられた皆様のご冥福と、被災地の1日も早い復旧をお祈りいたします。

 熊本県のお隣りである我が鹿児島県も連日の大雨でした。
 今のところ人命に関わる被害こそありませんが、早く梅雨が明けるのを祈る毎日です。

 さて、今年の梅雨、鹿児島では毎日、最高気温25℃以上、湿度80%以上という日が続きました。
 湿度90%以上と言う日もざらです。
 
 しかし、これは今年に限った話ではありません。
 昨年も6月15日からほぼ1週間、大雨が降り続けました。
 この際の気象データは次のとおりです。

2011鹿児島気象データ

 連日、最高気温25℃以上、湿度90%以上と言うような日が続きました。

 この際、我が家では和室にほとんどエアコンも除湿機もかけない状態でした。

 その結果、藺草の畳にうっすらカビが生えてしまいました。

 その時のことを記事にしたところ、「高気密高断熱住宅はカビやすいんだ。」というご指摘を頂きました。
  → 畳にカビ発生!の失敗を繰り返さないための24時間換気メンテナンス 

 果たして、そうなんでしょうか?

 「中気密か?高気密か?」なんて議論は、もう10年以上も前にし尽され、結論は出たものと思います。
 しかし、最近でも、「高気密高断熱住宅は蒸せやすく、カビやすい」なんて書いてある本もあります。

 住宅の気密化は、「結露を防ぎ、カビ・ダニの発生を抑える」はずなのに、
 そんなこと書かれると、初めて家づくりの勉強をされた方は混乱しちゃいますよね。

 私が見る限り、「高気密高断熱住宅は蒸せやすく、カビやすい」なんて書いてある本に理論的な根拠はなく、
 筆者の経験上、「高気密住宅の壁をはがしてみたところカビだらけだった。」などの事実が根拠になっている場合がほとんどです。

 その住宅が、どのような換気を行い使用されてきたのかという重要なデータは全く知らされていません。
 ひどい場合には、30年以上前に建てられたツーバイフォーだったりします。
 C値がどれくらいの住宅だったのか?
 本当に高気密なのか?それさえわかりません。

 そして、その筆者はだから我が社が推奨する○○工法がいいんですと続きます。
 独自工法を売らんがためのデマ、もしくは不勉強からくる思い込みで消費者を惑わせます。

 家づくりの入門書の類でさえそのような記述があったりします。
 その筆者は、建築の専門家であっても、断熱・気密理論に関しては研究していないとしか思えません。

 24時間換気が義務付けられた現在、そのような古い物件の事例が参考にならないのは明らかです。

 私は素人なりに記事を書く際には、できるだけ物事を客観的に判断できるようにと信頼できるデータを探すんですが、高気密住宅がカビやすいという納得のいく実験結果やデータは見つけることが出来ません。

 それを立証する為には、C値1.0と5.0の家屋を作って同じ環境の中でカビの発生実験をするくらいは簡単な事だと思いますがそれはやりません。
 もし、そういうデータがあれば、ご教示いただければ幸いです。

 これまで見てきたデータの中で唯一、気になるものは、木材の吸湿性能です。
 気密シートを貼ることで、外壁内の柱・間柱の吸湿性能を活かせていないという面はあると思います。
 (我が家は基礎断熱なので、土台・根太・床・間仕切り柱は室内環境です。)

 ただ、これは梅雨シーズン初期では影響があるものの、湿度80%以上と言う日が続けば、木材内の水分が一度飽和状態になってしまえば、それ以上は吸湿されませんから、梅雨末期にはほとんど影響ないものと考えています。
 
 初心者の方でも断熱・気密に関して勉強していただければ、高気密高断熱住宅に関する誤った記述はすぐに見破ることが出来ると思います。
 以前から私は、断熱・気密ならこの本ということで、南雄三さんのスラスラわかる断熱・気密のすべてをおすすめしています。




 この本は初心者はもとより、ハウスメーカーの営業をされているくらい専門知識がある方でも目から鱗で理解しやすいものと思います。

 正しい断熱・気密の知識を身につければ、誤った情報に惑わされることはありません。
 大きな図書館なら置いてあると思いますので、是非、一度読んでみていただきたい思います。
 高気密高断熱住宅に対する「密閉された息苦しい住宅」といった誤解も解消されるものと思います。 

 しかし、それではなぜ、我が家で畳にカビが生えてしまったのでしょうか?

 2年目の梅雨は換気不足が原因でした。
 3年目は換気自体は適正に働いていたものと思いますが、その際の外気の状況は最初にお示ししたとおりです。
 4年目の今年は、こまめにエアコンの弱冷房運転で除湿したのでカビの発生はありません。
 
 私は、高気密高断熱住宅なら換気さえしていればカビの発生はないだろうと思っていました。
 しかし、最高気温25℃以上、湿度90%以上と言う日が続くと、いくら換気しても入ってくる外気は湿気をたっぷり含んでいます。

 昨年は、梅雨時の湿度にはあまり注意もしていなかったんですが、
 今年、和室の湿度を見ていると、除湿する前では、毎日80%以上で90%に達することもありました。
 おそらく、除湿していなかった昨年の和室は連日90%前後になっていたことでしょう。

 そうなれば高気密住宅と言えども、除湿をしない限りカビにとっては最高の環境です。
 この環境では、中気密も高気密も関係ありません。
 カビの発生を防ぐには、積極的な除湿かプラズマイオンを使った空気清浄などが必要なんだと思いました。
 せめて扇風機などを使って気流を設けられれば防げるんでしょうが、24時間換気だけでは気流とまではいかないようです。

 ところで、中気密論者の中には、中気密の方がカビが生えにくいんだと言う方がいらっしゃいます。
 ところが、こだわりの家さんによると

 「積水や住林でさえ、「最近のお家は蒸せやすいです」「井草畳はお勧めできません」「夏は緩やかで結構ですから、和室の畳に扇風機をかけて頂ければ」
 と言われる。」とのこと

 これは、藺草の畳であれば”極めて稀に”と言うよりはもうちょっと高い頻度でカビが発生し、クレームが寄せられているんだろうと推測できます。
 
 さて、ここで、高気密住宅のデメリットを紹介しておきましょう。

 ・施工に手間と熟練した職人の技能が必要であること。
 ・手間がかかる割に利益率が上がらないこと。

 これは、手間と時間をかけずに誰でも均一の規格で住宅を建築するというプレハブ工法の目的に相反するものです。

 積水ハウスは言わずと知れた日本一のハウスメーカーです。
 私も総合力では、どのハウスメーカーも及ばないものと考えています。

 ところが、こと「換気」に関しては、こだわりの家さんもそのブログで指摘されていましたが、あまり注意を払いません。
 「換気」にこだわるとどうしても「気密」にたどり着きます。

 計画的な換気を行うには気密化が必要です。
 隙間風ではなく、入り口・出口を明確にし、換気量を適正なものにする。
 それが計画換気です。

 気密性が低いと計画換気は行えません。
 良く例に挙げられるのが、穴の開いたストローです。

 ジュースを取り入れるべき外気と考えれば、穴から入ってくる空気は隙間風です。
 ストローに穴が開いていると上手にジュースが吸えません。

 C値5.0程度の中気密住宅では、ショートカットが起きたり、外気との温度差換気から2階給気口から給気しないという事態も出てきます。

 ところが、「気密」は、軽量鉄骨造にとっては構造上、苦手な分野
 積水ハウスは、徹底してその住宅のC値は公表せずに来ました。
 業界のトップ企業とは言え、営利企業ですから、苦手分野に関して隠したいのは当然で、それは責められるべきものではありません。
 
 そこは消費者が探求すべきなんですが、大きなブランド力と信用力から、施主は探求する前に「天下の積水ハウスなんだから」と信用してしまいます。
 「あまり高気密にすると弊害が出てきます。」などとメーカー側の都合で説明されても、それを信用してしまいがちです。

 ひょっとして、
 「隠してさえいれば、ほとんどの消費者はそこまで探求しないもの」といった姿勢がマーカー側にあるのかもしれません。

 一方、現在、住宅建設業界に異端児が現れました。
 「アピールしなくても消費者は研究し、良いものを選択してくれる。」
 建築不況の中、そんな姿勢で、受注を伸ばし、売上高で三井ホームを追い越したメーカー
 ツーバイフォー分野で今や国内トップ企業になりそうな勢いのメーカー
 それこそ一条工務店です。

 フィリピンに大規模な自社工場を持ち、廉価で高性能住宅を供給しています。
 しかし、そんなことはおくびにも出さず、テレビCMはもちろん、住宅雑誌の企画にも露出することはありません。

 ハウスメーカーとしては、未だ一流になり切っていないイメージがありますが、あと5年もすれば、全国の消費者の支持を得て積水ハウスを脅かす存在になっていることでしょう。
 既に地場の工務店にとっては脅威の存在となっています。
 大手ハウスメーカーはこの状況にどう対応するのか、今後が楽しみです。

 さて、現在、当ブログは基本的にお休みをいただいています。
 今回の記事は、コメントに応えるために書いたもので不十分な面が多いですが、本格的に再開した折には、高気密高断熱の重要性などに関しても記事にしていきたいと考えています。 

 最後に、高気密高断熱住宅と言えども、適正な換気と空調のバランスが必要です。

吉見様プレゼン-07

 私は、ヤマサハウスの探検ツアーでその重要性を皆さんにお話ししながら、自分では実践できていませんでした。
 皆さんは、是非、私の失敗を他山の石として快適な生活を送られるようお祈りします。 

【関連記事】
  梅雨時には換気より除湿が大切
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えぇっ!積水ハウスって高気密高断熱なんですか?

えぇっ!積水ハウスって高気密高断熱なんですか?

 こんなタイトル付けると、「また、kokkoが積水ハウス攻撃に出たな!」と思われそうですが、そんなことないですよ。

 色々調べてみると、積水ハウスでもかなり優秀なC値を出している住宅もありますので、その辺を含めて紹介してみたいと思います。

気密測定
 
 さて、今回、この記事を書くことになったきっかけは、最近読んだあるブログの記事でした。
 ブログ村の一戸建 積水ハウスカテゴリでも人気のブログです。

 そのブロガー,Aさんがおっしゃるには、

 「東北にあるAさん邸は寒くないから、高気密・高断熱と言っていいんじゃか。」いうお考えでした。
 私もその通りだと思います。

 気密測定をしてみないことには断定的なことは言えませんが、かなりの高い確率でAさん邸は「高気密高断熱」でしょう。

 「高気密高断熱」かどうかを考えるに当たって、まずは「高気密高断熱」とは何なのかを知らなければなりません。
 これに明確な定義はありませんし、時代とともにその基準も変わりうるものなのかもしれません。
 ただ、建設業界内で一般的に言われているのは、

 C値 2.0cm2/m2 Q値 次世代省エネ基準に定める各地域ごとの数値

 ということになっています。
 この数値より優秀な数字であれば、「高気密高断熱」と言って支障ないでしょう。

 今では、一条工務店を筆頭にこの数値を遥かに上回る数値をだす工務店が多数ありますから、
 「もうその程度では高気密高断熱とは言わないよ。」  
 と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最低限この数値はクリアしなければ、高気密高断熱とは言えない基準と考えていただければ結構です。

 因みに我が家は、C値0.76cm2/m2、Q値2.29W/㎡・K 
 なので、「Ⅴ地域にしてはそこそこ高気密・高断熱の住宅」と自称しております。

 で、本題ですが、
 積水ハウスは、高気密・高断熱なんでしょうか?

 Q値は問題ないでしょうから、気密測定した事例からC値がどの位なのか探ってみます。
 なにしろ積水ハウスは一切、数値を公表せず、次世代省エネ基準を上回るという表現しかしませんでしたから、5.0を上回る程度かと言われています。

 しかし、これは施工する下請け工務店によって全然違ってきます。

 まずは、寒冷地の積水ハウスで気密測定した事例
  → 積水ハウスのC値と空気質調査@積水ハウスBeFreeで建てた小さなマイホーム建築日記

 特に高気密にこだわった訳ではありませんが、C値1.5cm2/m2を記録しています。

 次にⅣ地域以南で、高気密施工にこだわって施工させた事例
  → 夢儚く潰える…@積水ハウスって…どうよ?

 施主さんは落胆していますが、C値1.4cm2/m2は悪い数値ではないでしょう。

 この二つに事例から考えてみると、寒冷地の下請け工務店は気密施工に慣れていて通常の施工で、高気密高断熱の基準をクリアしているものと思われます。

 一方、温暖地の工務店では、頑張ってやっと基準をクリアできる程度と言えるのではないでしょうか?

 ネット上の掲示板で見てみても、それは言えるようです。
 (掲示板への投稿は必ずしも信頼はできませんが、以下はかなり信用度高めです。)

 Ⅲ地域で事前に気密測定を依頼し、気密コンセントなども施工してもらった事例 C値2.5cm2/m2
 → 積水ハウスを語りませんか その4   

 気密に関してオプションは付けなかったが、サッシのパッキン処理や気密コンセントが施工されていた事例
 → 積水ハウスを語りませんか その4 
 
 最後の事例では、なんとC値0.9cm2/m2を記録しています。
 よほど気密施工に習熟した職人が施工したのでしょう。
 この事例は地域は不明で、そこの営業所の考えもあるのでしょうが、C値1.0をクリアするというのは経験を積まないと出せない数字です。

 実際、Ⅰ・Ⅱ地域では気密施工しないと寒くてしょうがないでしょうから、普通に気密施工がされているのでしょう。
 次世代省エネ基準から見てもそれは言えます。
 現在、次世代省エネ基準からC値の表示は消されてしまいましたが、規定されていたC値は、Ⅰ・Ⅱ地域では2.0以下でした。
 ということで、Aさん邸は、かなりの高確率で「高気密高断熱」だと考えます。

 Ⅲ地域以南で「高気密高断熱」にこだわるなら積水ハウスはないだろうという意見も聞こえてきそうですが、C値2.0なら可能ではないかと思います。

 しかし、そもそも「高気密高断熱」って必要なんでしょうか?
 高断熱は必要だけれども、高気密は必要ないとお考えの皆さんも多いことでしょう。

 次回は、その辺について書いてみます。
 (私はガチガチの高高信者ではありませんので、攻撃的なコメントはご遠慮ください。
  この記事へのコメントは承認制にさせていただきます。)
 
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プロフィール
kokko
2008年にヤマサハウス絆の家が完成
2011年太陽光発電設置
宅建主任者試験合格、ファイナンシャルプランナー資格者
ただし、実務経験ゼロ
建築はど素人の中年男性です。
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