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エコカラットの調湿性能に期待しすぎてはいけません。

 前回の記事では、我が家で採用したエコカラット クォーツストーンの紹介をしましたが、「エコカラット」といえば、髙いデザイン性と調湿性能・VOCの吸着性能・悪臭の原因物質の吸着性能といった高い性能を併せ持つ建築資材です。

 ところで、冬のこの時期、皆さん気になるのはエコカラットの調湿性能ですよね。

 INAXの資料によると、湿度が高くなると湿気を吸収し、湿度が低くなると湿気を放出し、湿度40~70%を保とうとする性質があり、その吸放湿量は珪藻土の4~5倍で、結露を大幅に軽減すると説明されています。

  → 「エコカラット」の“調湿機能”と“吸着機能”

 これが本当なら夢のような建材ですが、さて、実際のところはどうなんでしょう。

 上のHP上で、エコカラットの吸放湿量がグラフで紹介されています。  

エコカラット吸湿放湿量

 グラフを見ると24時間で1㎡当たり300g吸湿するということが分かります。
 我が家の場合は、約5㎡の施行ですから1日に1.5ℓの湿気を吸い、放出することになります。

 これが、夏場の除湿と冬場の過乾燥の緩和にどの程度の効果があるのでしょうか?

 まず、夏の除湿ですが、東京の8月の気象データで45坪の住宅、一般換気の場合で、室温28℃・相対湿度60%を維持するのに1日に必要な除湿量は15.6リットルです。
 我が家のLDKと吹き抜けに2階ローカ部分のみを対象区域と考えた場合、約16坪で5.5ℓ必要です。

 この5.5ℓに比較すると1.5ℓの除湿量では足りませんので、クーラーなどの運転は必要ですが、ビニールクロスなら全く除湿しないのですから、1.5ℓも除湿してくれると言っていいでしょう。

 次に冬の加湿能力を見てみます。

 東京1月の気象データで、上と同じ住宅の室温29℃・相対湿度40%を維持するのに1日に必要な加湿量は13.4リットルです。

 我が家の対象面積を夏と同じく16坪と考えた場合、4.7ℓ必要です。

 この4.7ℓに比較すると1.5ℓの放湿量では足りませんので、加湿器が必要ということになりますが、ビニールクロスならゼロのところを1.5ℓも除湿してくれると言うことができます。
 実際、我が家ではエコカラットの効果か、結露はゼロです。(冬場の過乾燥は対策が必要ですが、、)

 しかし、グラフに示された実験がどのような条件で行われたのかがはっきりしません。

 JIS規格で調湿建材の基準を調べる際には、最初、湿度45%の湿度環境に置かれた試験体を、その後、湿度90%の湿度環境に24時間置き、どの程度の水分を吸収するか測定し、次に湿度45%の環境に24時間置き、どの程度水分を吐き出して、軽くなるかを測定するという作業を行います。

 上記のグラフも300gより上へ行きそうなところを24時間でやめていることなどから、おそらくはその条件で行われたものだろうと推測できます。

 しかし、皆さんどうでしょう。
 この日本で、湿度45%の日があって、その翌日が湿度90%、またその次の日が湿度45%なんていう季節があるでしょうか?

 室内環境は梅雨時には連日、湿度80%以上の日が続いたり、冬場は連日、湿度40%以下の日が続いたりしますよね。

 季節の変わり目こそ、調質素材は湿気を吸ったり吐いたりしますが、一度、飽和状態になれば、もう吸うことはありませんし、一度、放出して乾燥してしまえばそれ以上放出することはありません。

 「湿度40~70%を保とうとする性質があります。」と聞くと、梅雨時は毎日、吸湿し、冬場は毎日、放湿するように思いがちですが、それは妄想だということはすぐに分かります。

 冬場、室内の湿度が連日30%の時、加湿器で40%まで持っていって運転をやめれば、まず、エコカラットが吸湿し、湿度40%を下回る方向に働いてしまうことも考えられます。
 そう考えると「湿度40~70%を保とうとする性質」というのは、ちょっと過大な表現かなという気がします。

 とは言っても、日によって湿度は変わりますし、1日のうちの温度差を起因とする湿度の変化もあります。
 その際には、わずかながら吸放湿しているものと思います。

 また、梅雨時には、エコカラットが結露の発生を抑える効果はあるでしょうし、仮に結露してもカビが生えるなどといった実害に及ぶのを防いで、バッファ(緩衝)の役目を果たすこともあるでしょう。

 そういう効果があれば、十分、使用する意味があります。
 エコカラットに限らず、調質建材の調湿性能とはその程度のものなのではないでようしょうか?

 それでも、十分効果はある訳ですから、期待しすぎることなく上手に調質素材を使いたいものです。

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2011年太陽光発電設置
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